2日間に渡る買い物(といってもほとんど見てるだけ)や他の用事がメインでキャンプは宿泊手段。
ファミキャンといってもウチの場合は大半がそんな感じだ。
この日12/12(土)も、「光信寺ゆっくらの湯」で先に風呂を済ませ、日暮れ前「いこいの森弘法山キャンプ場」にin。
日没とともに設営を終えた。
当然の如く「ファミリーぼっち」な弘法山で、炊事棟横の銀座張り。
テントを出れば、すぐに調理場&シンクという利便性がありがたすぎる。
白熱球の明かりがいい雰囲気の独占キッチンで、JAZZを聞きながらビール片手に食事の用意。
仕込みのほとんどを家で終わらせてきた「豆乳鍋」はあっという間に完成。
ベースの出汁は家仕込、現地で豆乳と合わせる。
野菜も家カット、じゃがいもも下茹でを済ませているので、まぁ言わば盛り付けてるだけだ。
このキャンプでは、
「あれ?冬も悪くないじゃない???」という、嫁の反応を引き出したいがため、「テント内で絶対に寒いと言わせない」をテーマに暖取りを強化し、お座敷スタイルでぬっくぬくにした。
といってもあるもの調達なので、インフレータブルマットが座布団代わりとかシャレオツ感は皆無。
幕内はすぐに20℃を越え、さらに鍋を食べると汗が吹き出た。
途中、BGMに冗談半分で昭和の演歌を流してみる。
最初は
「えーーー!wwww」という反応だったが、まぁ悪くないねってことでそのまま再生。
口ずさんだりなかなか受けた。
というか嫁、芸能通すぎるw
私的には快適すぎて物足りなさを感じたが、プチ冬ファミキャンの試みは悪くない感触だったと思う。
たぶん・・・
食べ終わり片付けが済むとほどなく、次々と撃沈していく家族たち。
ちなみに一番は嫁だった。
自身も昼間歩き回って疲れていたので、JIMBEAMのお湯割り片手に外へ出て、ちょっぴりいつもの雰囲気をやって大人しく就寝。
翌朝は快晴。
朝は2度まで冷え込んだが、この時期この場所にしてはかなり気温が高い。
あまり冬を実感できないのに、周辺のキャンプ場は早々と冬季クローズされていっており、なんだか取り残されたような気になってしまう。体内カレンダーがうまく働かない。
朝食は豆乳鍋のスープでホワイトシチュー&バゲット。
残ったスープに、家仕込みの茹で根菜とルーを放り込んで煮るだけ。
BIG姉
「食べてもいい???」 「あ、まだか。写真撮らなあかんのや?w」
嫁
「( ´,_ゝ`)プッwwww」
オトン
「いや・・ええよ別に・・・(恥」
近頃、このBIG姉によくイジられるが、ウィットなやりとりができるようになったことに成長を感じて微笑ましい。
もうすぐ小5、早いもんだ。
チビ男からハンモックのリクエストが来ていたが、2日目の用を済ませに行くため早々に撤収。
残念そうだったが、朝からおやつ片手に散策に行ったり木に登ってみたりと、非日常をそれなりに楽しんだようだ。
ファミキャンといえば、大型幕の話は今もまだ宙に浮いたまま
。
ソロキャンでもペグダウン数を減らすことに執着しているが、今回KELTYのエアフレームの設営で改めて数えたら、テキトー張りで10本。
ハッキリ言ってこれでも多いと感じる。
自分にとって、ペグを打つ作業は面倒以外の何者でもない。
いや、使いもしないエリステやソリステのスペックを、何でもない場面で何本もわざわざ打ちこむ徒労が苦痛と言ったほうが正しい。
束になると重いし、ジャラジャラ持ち歩くだけでも心地悪い(;´Д`)
これが20本超になったらどうか・・・なんてことを考えると、なかなか大型幕に踏み込めない。
ジュラルミンはジュラルミンで、地面によって抜きにくい刺さらないなど違った意味のストレスがあるし、18cm鍛造の現行品はまだまだゴツすぎる。
鍛造でもっと径が細く、長さ15㎝ほどの製品でもあれば違うのにとも思っているが・・・
チタンのネイルペグか・・・嗚呼・・・考えるのも面倒だ・・・なんて葛藤をしている今日この頃である。
そんな感じでキャンプ脳がグルグルしているところ・・・・
最近、おうちテントがリビングに常設されている。
当初は完全に邪魔者扱いだったこのテントも、どうやら居座る間に溶け込んだらしい。
嫁が諦めたというほうが正解か・・・
2人用のポップアップテントでチビ男の遊びに始まったものだが、今ではここに布団を持ち込んで寝室になっている。
傍らに照明や小ぶりなクリスマスツリーを配したり、彼なりのサイト作りのこだわりがある。
なかなかキャンプには行かないクセに・・・。
何度もお邪魔して一緒に寝ていたが・・・
ここ一週間でベッドに寝たのは一回だけだったということにふと気付いた。
まずい、キャンプ脳グルグルしすぎだ・・・(;´Д`)