失速中はファミキャンで in 羽高湖森林公園キャンプ場

Scene-1

2016年03月15日 12:13




2月中旬から用事が頻発で、すっかり失速している今日この頃。

その合間を縫って、ようやくキャンプらしいキャンプをできたのが3/12(土)のこと。
羽高湖で、ブランコと滑り台の間に挟まるようにロッジスクリーンテントST-1226を設営した。




この日はデイキャンプの方を含めて他に4組もいた。いよいよ春だ。
ろくな遊具がないからアヒルは嫌だと言っていたチビども。
来る前まで文句タラタラだったが・・・


















めちゃくちゃ満喫しとるし。




チビ男「あひるもエエな!」

都合の良い男だ。
まぁ人のことは言えないので黙っておこう。

結果的にはブランコだけで2日遊び倒していた。
真横に張ったのがよかったのかもしれない。まだ空いているこの時期ならではだ。




この日「温泉」というメニューの必要性について若干の家族会議が開かれた。
移動時間も含め、3時間もの時間を費やすことが合理的か否かという議論。(どうせ行くならゆっくり入りたいという前提)

特に子供は風呂に入るともうプレ就寝モードに入っている。オカンもしかり。
風呂で気持ち良くなった→もう寝よ、という規則正しい生活が仇となり、キャンプをゆっくりそして夜をのんびり過ごすということがほとんどないのである。

「寒いのにわざわざ外でメシ食ってなにが楽しいねん」→「これやったら家でゆっくりしたいわ」というオカンの一声に「そうや!テレビもないしな!」とチビどもが便乗し、負のスパイラルに陥る。確かにこれでは住処を失くした家族の休日の図に過ぎない。

オカンも「そう考えたら別に風呂いらんな。お金掛かるし。」と結論付くわけだが、拙者入りたいのである・・・風呂後のビールが楽しみなのである・・・

最後まで賛成しないのは実はオトンだった・・・・。
まぁ次回はナシで行ってみよう。




風呂へ行くまでに仕込んでおいた「クラムチャウダーなポトフ」
あさりの出汁をしっかり利かせている。




別に作ったグリルハーブチキンにアボカドを乗せ、スープをかけつつ食べた。




寝落ち寸前の我がチームだったが、なんとかこの食卓で息を吹き返した。




「いっせーのーで・・・3!」とか言って、宣言したその数と出し合った指の本数が合えば勝ちな指ゲー。
自分の幼少期には爆発的に流行った遊びだったが、どうしてもその名前が思い出せない・・・

こういう昭和ゲーの達人であるオカンが、チビ子にその技の数々を伝授しているところである。
その姿はヨーダさながらだ。

その後、修行に疲れて師弟ともどもシュラフイン。
夜が楽しみなのにというオトンもシュラフイン。都合の良い男である。




翌朝は曇りの予報通り、スッキリしない空。




掛けてあるタオルが一層生活感を際立たせているが、これを掛けたのはオカンである。
そしてそれを撤去せずに写真を撮っているのはオトンである。

一晩中アルパカを焚きっぱなしで寝たというのに、まだ寒いという。

アルパカさんの性能をコケにされてはたまらないので、「寝る前からちょっと弱めとったんよ」(本当に弱めた)と告白したら朝から総攻撃を食らってしまった。




昨夜の残りにチーズとゴハンをブチ込み、リゾットに。





私的には絶対オーダーしないようなメニューだが、意外に評判が良かった。




曇っていると日中でも幕内が暗い。
オイルランタンでちょうど良い雰囲気になった。




リズム時計のUSB接続ファンAnker PowerCore 10400 であつらえたサーキュレーションシステム。

温度検証まではしていないが、天井部に籠る熱気を散らすのに十分なパワーを発揮している。




焚きっぱなしのストーブで湿気がすごいことになっていたので、カラッと乾いた地面まで引っ越し。
ついでにNE171との連結実験を。




鬼ヶ島みたいなことになっているが、思っていた以上に密閉状態を保つことができた。
昨夜はいちいちテーブルを寄せて、寝床を確保していたがこれなら広々している。
NE171の設営は手間いらずなので、スペースさえ許すならこれは良好だ。




ファミキャン充実事業のため、私のソロキャン会計はもはや火の車である。
コールマンのウッドロールテーブルの購入もそのひとつであるが、天板高が70cmと高すぎるため、こいつもパイプカッターで10数センチ落としてある。村の鍛冶屋ハイバックチェアと子供用パチノックスとの相性は抜群になった。




まだまだ再考の余地アリな我が家のファミキャンであるが、これから気温も上がりST-1226の本領が発揮されてくればクレームも減るに違いない。















キャンプなんか行かないんだからねっ!







と言いながら避難訓練の炊き出しで使われていた「かまど」を見て、「あれキャンプで使えるんちゃうん?」と言ってみたり     


















キャンプなんか大っ嫌いなんだからねっ!



と言いながら「キャンプで使った皿もう一回洗っとく?」なんて言ってくれるツンデレな嫁に、本気でそっぽ向かれまいとまだまだ奮闘を続けるしんいちであった。チーン・・・・



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