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自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)

   


※ご要望があったので復刻記事です。

今回は自作ハンモックスタンドをご紹介します。
買うと結構なお値段しちゃいますので是非自作チャレンジしてみてください。
分割式なので積載にもかさばりません。

絶対に必要であろう工具は・・・
・のこ
・サンドペーパー120番 400番
・ドリルと10㎜刃

あると便利な工具は・・・
・電のこ
・グラインダー
・サンダー
・ノミ

難しそうな感じもしますが、多少サイズずれしても使う分にはまったく問題ないので大丈夫。

↓はスタンドのマンガです。ご参考までに。

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-gml3p3iancl3slkb2hw2orhwqa-1001&uniqid=d32884de-cbd3-40d3-ac10-2cbe700b7ebd&viewtype=detail

表記の単位はすべてmmです。

必要な材料は・・・
・2×2材(SPF材)38×1820を2本
・ロングアイボルト ネジ径10 長さ100
・アイナット
・アルミ角パイプ 40×40×200を2本
・スタッピングビス(使わないで済むことも)

※諸事情により大部分がピクチャーエフェクトみたいな写真になっています。見づらい部分がありますがご容赦ください。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


アルミ角パイプが入手しにくいかもしれません。
私はさんざんホムセン巡りをしましたが結局見つからなかったので↓でオーダーしました。
パイプは一本あたり430円なのですが、プラス送料がかかります。
スチール製だと似たようなものが見つかることもあるのですが、重量的に断然アルミをおススメします。

<横山テクノ>
http://www.yokoyama-techno.net/detail/51.html

アイボルト、アイナットは大抵のホムセンで手に入ると思います。
amazonなどではビミョーに異なるサイズのものがたくさんあったりするので、これは現物を確認して買ったほうがよいです。
前述しましたが、ネジ径が10mm、ネジ部分の長さが100mmのものです。

アイナットはそれに対応するものでOKです。亜鉛メッキ製で十分ですがディテールにこだわりたい方はステンメッキで。

タッピングビスはネジ山が鍋皿のものが適しています。
コーススレッドのような形状のものを使うとネジ山がかなり浮いてしまいます。
後述しますが、これは予備的なもので工程がうまくいけば使いません。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


まずは2×2材を1600にカットします。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


マンガのサイズに合わせて45度にカットしますが、長さ計測だけでやっていくのは思わぬ失敗のもとなので現物を合わせつつ位置決めをします。
まあ2×2材は安いですから失敗覚悟で「えいっ!」といっても良いですW

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


要は写真の斜めカットの部分がアルミパイプ内でしっかり噛み合えばよいということです。
ここまでは特に問題ないでしょう。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


やや難関なのが継手部分の仕上げです。
継手部分はパイプの内径に対して木材の外径が1mm細くなります。

この部分をいかにして細くするか・・・
工具がない場合、ヤスリやサンドペーパーで削るという手段になります。
ちょっとしんどいかもしれませんが一番失敗がないかもしれません。

私の場合、まず削る側の端っこをノミで1mm彫ります。
この溝の深さを基準にグラインダーで荒削りし、サンダーで仕上げ的に削ります。

削りつつこまめに現物と合わせていきます。
先の方から少しづつ4面を削るのがポイントです。

グラインダーの場合、端の方が残るのでここはノミで落とします。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


今回のレシピでは、分割した2本のうち、下側を受け(挿される側)としています。
1mm削るうえで、受け側はできるだけパイプにタイトにフィットするように削るのがベターです。(叩いてようやく差し込めるくらい)
対して、挿す側(アイボルトがあるほう)は多少ぶかぶかしていても使用上さほど問題ありません。
逆にこっちをタイトにしてしまうと、使ったときに抜けないというトラブルに見舞われてしまいます。

今回は使いませんでしたが受け側が少しぶかぶかしてしまった場合
アルミパイプ越しにドリルでネジ径の穴を空けて
ビスで少なくとも2か所を留めます。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


10mmの穴を空けます。
裏側はどうしてもバリが出やすいので、重ね合わせを考えて適宜向きを変えるのが良いでしょう。
手作業で38mmをまっすぐに穴あけするのは意外に難しい作業ですが
これも多少曲がったくらいなら特に問題ありません。

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全体を120番→400番で磨いて完成です。
本来は組み上げ前に油性ニスやオスモカラーなどで塗装します。

張り綱は5mmのナイロンロープを使っています。
これより太い分には問題ないですが、かさばるのでおススメできません。

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分割時です。
ボルトナット部分を除き、収納サイズはおおよそ76×76×860です。

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(おまけ)
ハンモックに付属するロープが↓のような、テントの張り綱に使われるようなナイロンロープである場合があります。
こいつは引っ張り強度は極めて強いんですが、スレに極めて弱く、使ううち外皮部分が破れると間もなくボロボロになります。

自作ハンモックスタンドのご紹介(復刻記事)


おススメなのはエステルロープの10mm。
柔くて結びやすくほどきやすい、さらに軽く、スレ強度も強いです。
長さは1700mmもあれば十分でしょう。

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それでは良いハンモックライフを!




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